
おまかせプレタポルテ
絶対おすすめ!おまかせワインセット
弊社は『花束を買うようにワインを買う。』という、価格も本数もあなた次第のオリジナルコーディネート販売を承っていますが、この企画では『これは絶対おすすめ』というワインたちを
おまかせプレタポルテ(高級既製服の意)
と題してお届けします!
年間約3000種類を超えるワインを味わう私山田が、日々の買付けで出会う素晴らしいワインたちのなかから
とっておきワインだけをチョイスする
スペシャルセット。月ごとに変わるラインナップを12,000〜20,000円にて。
そんな贅沢なワインはちょっと・・?
いえいえ、こういう想いの詰まったワインをぜひ、知ってください。
お約束するのは
【感動の味わいとストーリー】
【ワクワクするようなワインとの出会い】
お任せください。そして、お楽しみに♡
※頒布会のようなシステムではございません。ご注文は気に入った月だけ。
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今月のプレタポルテ
(オレンジ1本、白ワイン1本、ロゼワイン1本、白ワイン1本)
通常14,850円のところ
4本セット 14,500円(15,950円 税込)
受付期間:2021年5月31日(月)〜6月3日(木)
(最短お届け:6月6日(日)ただし、無くなり次第受付終了。)
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今月のラインナップはこちら!
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父はあのアルザスの偉大なる巨匠【マルセル・ダイス】
息子が新ドメーヌを設立
「ヴィニョブル・デュ・レヴール(夢見る者のぶどう畑)」
なんとも無骨で、なんとも美しいオレンジワイン
職人の手仕事を感じさせる芸術作品
【1】ヴィニョブル・デュ・レヴール・アルティザン
Vignoble du Rêveur Artisan 2019
【色】 オレンジワイン750ml 【産地】フランス・アルザス【味わい】辛口
【ブドウ品種】ピノ・グリ50%、ゲヴュルツトラミネール50%【当店希望小売価格】4,300円(税別)
【その他情報】ビオディナミ(2013年にすべての畑で「demeter」の認証取得)「マルセル・ダイス」の醸造所で醸造
お久しぶりのプレタポルテ!
プレタポルテ(prêt-à-porter)はファッション業界のフランス語で「高級既製服」の意味。顧客の注文を受けてからオーダーメイドで1つ1つ縫い上げて作る洋服「オートクチュール haute couture」の反対語で、このまま着られる既製品の意味ですが、大量生産の既製服(仏語confection)とは区別される言葉です。私のワインフィッターサービスは、「お客様お一人おひとりにワインを選ぶ」、いわばオートクチュールワイン屋なのですが、そうではなく逆に「私が絶対に飲んで欲しいワインたち」をセットにしたもの、という意味で名付けました。
「私が絶対に飲んで欲しいワインたち」
を見つけるためには、やはりインポーターさんの試飲会などに足を運んで試飲を重ねることが大切なのですが、このコロナ禍でなかなか新しいワインとの出会いの場がなく。でもブドウの成長にコロナは関係なく、昨年も今年もワインは造られ、ここ日本に輸入される。にもかかわらずワインの飲食店提供自粛を受けて、新しく誕生した素晴らしいワインたちは消費者の目に触れる機会も失われています。売り手である私たちも、消費者も「素晴らしいワイン」に出会う機会が失われているという現状、一日も早く改善の光が見えてくることを願っています。
と、前置きが長くなりましたが、そんな数少ない出会いの場で「おー!これは!」と心躍ったワインがこちらのオレンジワイン。
フランスのアルザス地方の「マルセル・ダイス」、創業は1975年という老舗ドメーヌですが現当主のジャン・ミッシェル・ダイスは、それまでブドウ品種ありきだったアルザス地方のワインに初めて「テロワール」という概念を提唱した革命児。そんな偉大な父をみて育った長男マチューが、「マルセル・ダイス」内の醸造所で醸造するワインではありますが別ブランドを立ち上げました。
その名も「ヴィニョブル・デュ・レヴール(夢見る者のブドウ畑)」という意味。「夢を世界の中心に。
それは僕たちの無意識な無垢であり、すべての行き先を照らすもの。」というコンセプトを掲げて2013年に始動しました。こちらのオレンジワインは「アルティザン(職人)」と名付けられているだけに、無骨で不均衡で、でも心を捉えて離さない強烈な魅了があるオレンジワイン。華やかさと力強さが共存する、まさに職人の芸術作品です。ワインは芸術、改めてそう思わせてくれた出会いでした。
余談ですが、私がコロナ前まで毎年フランスを訪問していた時に必ず立ち寄るプロヴァンスの造り手「ドメーヌミラン」。こちらの娘さんで素晴らしい醸造家のエマニュエルがマチューと結婚して今彼女もこのヴィニョブル・デュ・レヴールを共に運営しています。おそらくこの2019年アルティザンは彼女も醸造に携わっているはず、さすがエマ!南から北へ嫁いだエマ、おめでとう♡



なかなか見つからないこの価格のジュラワイン
シャルドネはシャルドネでもジュラにしかないニュアンスがある
一言であらわすなら【じゅわじゅわ】笑
なんと1740年から続く、現在9世代目!
この偉大な余韻はそう簡単に生み出せるものじゃない
【2】ドメーヌ・ボー・ジェネラシオン・ヌフ レ・プレミス
Domaine Baud Génération 9 AOP Côtes de Jura Les Prémices 2016
【色】白ワイン750ml 【産地】フランス・ジュラ
【ブドウ品種】シャルドネ100%(平均樹齢70年のVV 生産者が所有する最古の区画)
【味わい】辛口【当店希望小売価格】3700円(税別)
ジュラは学生時代に少しの時間ですが生活をしていた場所に近く、私が個人的に思い入れのある産地。しかしかつてはブルゴーニュ、ボルドーなど有名産地の陰に隠れた無名の地であり、だからこそ独自の産地特性を貫いてきた場所でもあります。ピエール・オヴェルノワという偉大なナチュラルワイン思想の造り手の影響も強く、このテロワールにしか出せない独特のニュアンスを自然な造りと共に表現したジュラワインの味わいは、世界中で造られる同じ品種、または「この品種はこういう個性である」とされている概念とは一線を画すワインが多くあります。
こちらはジュラのシャルドネですが、世界で最もメジャーな品種とされるこの品種もジュラにしかない特徴的な味わいがあります。まぁシャルドネは本来「無個性が個性」とも言われるほど、産地や造り手の嗜好によっていかようにもその印象が変わる品種ではあるのですが。
私が感じるジュラ特有のシャルドネの特徴は、恐ろしく長い余韻と舌の両脇にずっと滞在する「じゅわじゅわ感」。難しい言葉で表現できなくてごめんなさいね。でも飲んでいただいたらお分かりになると思います。「おー、じゅわじゅわ♡」って。笑
ジュラワインは数量が少ないうえに1000円台、2000円台の安価な価格帯はほとんどありません。
しかも今回ご紹介は2016年。少しの熟成感も出てきたジュラワインとしてはコスパが素晴らしいです。
淡い淡いロゼ、てか色合いはほぼ白ワイン。笑
でもそれは色だけ。このしっかりした果実味ときたら!
さすが南の天候に育まれたブドウのポテンシャルはすごい。
見た目の美しさもかなりポイント高い。
【3】シャトー・ピュエシュ・オー・アルガリ・ロゼ
Chateau PUECH-HAUT SAS Argali Rose 2020
【色】ロゼワイン 750ml 【産地】フランス・ラングドックルーション
【ブドウ品種】グルナッシュ 60%/サンソー 40%)【味わい】辛口【希望小売価格】2900円(税別)
まだ5月だというのに今年は夏を感じる日が少なくないですね。夏にはスパークリングワインや白ワインを楽しみ方も多いと思いますが、今年はロゼワインも積極的に楽しんでみてください!ロゼワインはその見た目のイメージから春のワイン、お花見、そんな時期にここ日本ではプロモーションが強化されますが、欧米諸国ではロゼワインは夏のワイン。特にロゼワイン大好き大国フランスのワインラヴァーは夏にはこぞってロゼワインを自宅に買いだめします。
このワインの産地は南フランスのラングドック地方ですが、ラングドック地方では数年前に自治体をあげて「夏にはロゼワインに氷を入れて楽しもう!」みたいなキャペーンを宣伝したほど。「ワインに氷を入れて飲むなんて?!」正統派なワインラヴァーからは怒られてしまいそうな感じですが、そういう「ワインっぽいお作法」なども気にせずに、気軽に、自分スタイルで、なんの料理でも!みたいなゆる〜く楽しめるところもロゼワインの魅力。
南フランスの太陽を燦々に浴びて育った黒ぶどうは果皮の色素も強いため、ロゼワインを造る工程では軽くプレスしてそこまで色素を強く出さない直接圧搾法という造り方が主流です。そのため、色合いから判断すると「ん?なんか薄くてシャバい味なのでは?」と思われがちですがいえいえ、その逆。色合いや味わいが濃密になりがちなので、そこをいかに洗練されたバランスに仕上げるか、という目的があります。
さてそれは飲んでいただければわかります。この淡い淡い色合いなのになんともしっかりした果実味。
やっぱり白ワインではない、これがロゼワイン特有の個性なのです。
ボトルの美しさもさることながら、栓もコルクではくガラス栓でまたおしゃれ。
ワインを楽しんだあとには花瓶に、水差しに、あれこれ楽しめそうですね!



【新商品!】
新潟カーブドッチワイナリー『東北のアルバリーニョ』
いつものあの味わいとはだいぶ違います。
よく熟したフルーツの香りと、厚みのあるアルコール感。
新潟が「白桃」なら、山形は「黄桃」
新潟の香りが「軽やかなフレグランス」なら
山形の香りは「身にまとうパフューム」
【4】カーブドッチワイナリー アルバリーニョ ル・ノー
Cave d'occi Winery Albarino Le nord 2020
【色】白ワイン750ml 【産地】日本・新潟
【ブドウ品種】アルバリーニョ100%(山形県産、極々少量の新潟県産) 【味わい】辛口 【当店希望小売価格】3,950円(税別)
このプレタポルテでもお馴染みの新潟・カーブドッチワイナリーさん。どうぶつシリーズ、ファンピー、そして欧州系品種のセパージュシリーズと、醸造長掛川さんの豊富な醸造知識ゆえに生み出される全くタイプの違うワインたちの中でも、このスペイン原産品種である「アルバリーニョ」は代表作。
今や新潟にとどまらず、日本全国で広がりを見せるこの品種ですが、2010年のファーストリリースから10年以上この品種と向き合ってきたのはカーブドッチさんはじめ新潟ワインコーストだと思いますが、初めて他県で栽培されたアルバリーニョを新潟で醸造して商品化したという、ファンにとっては衝撃的な『新商品誕生!』なんです。
では、その醸造長、掛川 史人さんご本人のコメントからを。
『初登場のアルバリーニョ・ルノー。このワインはその名があらわす通り北の(le nord)アルバリーニョの可能性を信じて造るワインです。国内で最初にアルバリーニョの製品化に取り組んだのは私たち新潟ワンコーストですが、現在では北は岩手(もしかしたら青森でも)から南は九州まで国内の様々な地域で栽培されています。私自身は雨季や積算温度を考えると、北陸や東北に大きな可能性を感じています。(新潟は区分する団体により北陸・東北どちらかになります。)2020ヴィンテージは山形産が主体ですが、2021からは山形と新潟のブレンドになります。ファーストヴィンテージなのであまり複雑なことは行わず、シンプルにステンレスタンクにて発酵を行いました。抜染直後は少し閉じ気味ですが、開いてくると香りは桃やアプリコットなのどの核果類と林檎の蜜や柑橘を感じ取ることができます。
口に含むと豊かな果実味と酸味が感じられ、余韻にあるわずかな渋みが全体を引き締めます。
初収穫の山形産アルバリーニョですから比較はできませんが、決して天候に恵まれなかった2020でもポテンシャルを感じさせるワインが出来ました。
今後を期待させます。(醸造責任者 掛川史人)』
私も楽しみに飲ませていただきましたが、やっぱりだいぶ違う!
砂地の新潟のいつものアルバリーニョはアロマティックですがさらっとみずみずしく、スーッと上に抜けてフワッと消えるフレグランス感がありますが、山形産は口に含むと長くカラダに残り続けるパフューム(香水)感があります。アルコール感もパワフルで、ぎゅっとした苦味も。もちろん優劣ではなく、これは完全にお好みだと思います!
アルバリーニョの面白いところは、ピノ・ノワールやシャルドネのように「本場至上主義」な概念がさほどないところ。日本のワイナリーさんは本場のリアスバイシャス産をリスペクトしながらもそこを目指しているわけではなく、「アルバリーニョを使った日本独自のワイン」を造り出しています。
なので、新潟産、山形産、またはそのブレンドなど、さまざまな個性が増えていくのは楽しみですね。日本ワインの歴史が今まさに着々と積み重ねられている、その只中にいるこの感覚、楽しいですね。
キャンペーン要項:必ずご一読ください。
●キャンペーン期間 2021年5月31日(月)〜6月3日(木) 23:59 ご注文締め切り。
※期間内でも、在庫なくなり次第受付終了です。
※お届けは、6月6日(日)以降となります。(北海道・九州地方は除く。日時指定可能)
※お届け指定は、季節柄天候による遅延・不慮の破損などの場合はご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください。
※今月のおすすめワインをセットにしてお届けします。
【今月は:ロゼワイン1本 オレンジワイン1本 白ワイン2本 合計4本 セット価格:15,950円(税込)】
●お支払い方法:代引き、カード決済(手数料300円〈税込〉別途)
決済方法のご希望を必ず、メッセージに明記してください。
※発送前入金で、お振込も承ります。(みずほ銀行)
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※ご希望確認のため、発送前には必ずメールにてご連絡いたします。(返信が来ないという場合は、迷惑メールフォルダーの確認をお願いします。)
※商品のお届け後、破損・汚損以外の理由(味が好みでないなど)で、返品はお受けしておりません。予めご了承ください。
●未成年の飲酒は、法律により禁止されています。お酒は20歳になってから。

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