雑誌[クロワッサン]さんに掲載♡
私のお仕事紹介を、 雑誌に1ページ掲載していただきました。 独立して初めて♡ 感謝感激。ご縁をくださった方々、 本当にありがとうございます! 9月25日発売の雑誌【クロワッサン】。 (2014年10月10日号 第38巻 第19号) "伝え手”
ライターさんがとてもステキな方で、
素晴らしいタイトルを付けてくださった
のですが(^-^;)、 まだまだ自分はそうなりきれていない
のです。でもそうなりたいと、これから
も努力していきたいと思っています♡ 『働く私のコスメ』という企画なので、
お仕事紹介と愛用コスメを掲載して
いますが、公私でご縁のある方々の
素敵なコスメをご紹介していますので、
ぜひチェックしてみてください! 実家の両親にも報告せねば。(笑)
![雑誌[クロワッサン]さんに掲載♡](https://static.wixstatic.com/media/7db530_0a43fdcf17374156b34be35326426cab.jpg/v1/fill/w_318,h_239,fp_0.50_0.50,q_90,enc_auto/7db530_0a43fdcf17374156b34be35326426cab.jpg)
フランス収穫紀行2014 【9日目】
【9日目。】 パリの朝。 早めに出かけて、地図とスタバのラテを
片手に街を散策。 あてもなく、なんとなく
シテ島〜ノートルダム〜サンルイ島
を散策していたら、偶然とっても
おシャレなワイン屋さんを発見! ビオ&ビオディナミ専門店で、
小さい造り手を回って直接仕入れて
いるんですって。 天井、見えます? ワイン用ダンボールの中仕切りで、
一面覆われているの! そういう感性がお洒落すぎる、
もぉ〜、パリったら♡ そしていよいよ帰国。
あと3時間で空港に向かいます。

フランス収穫紀行2014 【7日目】
【7日目。】 ローヌへ戻り、ジゴンダス地区、
ヴァケラス地区の畑へ。 ローヌ在住15年のワインエージェント
Junko Takase さんの案内で、まだ知ら
れていない、ローヌ地方の次世代を担う
若手生産者さんのところへ。 【Domaine D'Ourea ドメーヌ・ドゥレア】
の当主アドリアン。27歳。 代々生産者の家系でなく、お父さんは
サラリーマン。お祖父さんが所有していた
ブドウ畑で、自分の代からワイン造りを
始めた。昨年2013年が彼のデビュー作! 白ワインは今年初挑戦で、どんなワインに
しようか考えていると一晩寝れない時も
あるという。 もちろん、彼のワインはまだ日本に輸入
されたことがない。 日本人の消費者さんでは、誰もまだ口に
したことがないと言っても、過言では
ないくらい。 Junkoさんは、そういう日本にいては
決して出会うことができない造り手さん
たちを15年間、発掘し続けている。
(私たちが良く知っているアノ生産者
さんも、実はJunkoさんが・・という
ことも!) あたり一面ブドウ畑が

フランス収穫紀行2014 【6日目】
【6日目。】 朝7時、気温16度。 透きとおるような空、
真っすぐに照らす太陽、
キラキラのブドウ。 さぁ、ボジョレー・
ヌーヴォー用ブドウの収穫! 楽しそうに見えるでしょ?!
いやいや、楽しいんだけど
BIO畑の収穫はやっぱり大変!(><) 整列してブドウがなっているわけでは
ない株仕立てのガメイの樹には、同じ
高さまで伸びた雑草と野花がモジャ
モジャ絡みながら5〜15房くらい
あちこちの方向になっている。 それをまずしゃがんで掻き分け
数房切り、立って体勢を変え、
またしゃがみ向こう側を切る。
それでも切りづらいところは
腰をかがめて切る。 腰が・・足が・・腕が・・
痛い。(笑) でも、
痛いも含めて、リアルを感じる感動。 たとえば、ミランでシラー種を収穫
したよりも、色素の薄いガメイだから
爪が黒くならないとか、当たり前の
ように知っている知識を、リアルに
感じる感動。 そして、収穫したバケツのなかには、
ブドウだけじゃなくて雑草や野花も
少し一緒に入ってしまい、もちろん
醸造する時はできる限り取

フランス収穫紀行2014 【5日目】
【5日目。】 ボジョレーの造り手、ドメーヌ・ロンズ。 私が販売に携わって今年で7年目、
やっと会えた!
初めまして、フレデリックさん♡ 彼のボジョレー・ヌーヴォーの
BIO畑は、まるでジャングル。 ラズベリーやプラムの木が
すぐ隣にあって、 蜂がいてテントウムシがいて
蜘蛛がいて、 伸びきった雑草や野花にブドウが
埋もれていて、 無農薬だからその雑草に混じる
マーシュがサラダで食べられて、 近くに馬と牛と羊もいる! とにかく、ブドウのなり方が
ランダムで四方八方に自由に
なっている。だからもちろん
全体的には収穫できる完熟は
しているけれど、なかには小粒
なものも、熟し過ぎているもの
も、いろいろ。 でもそれが全部ロンズの
ボジョレー・ヌーヴォーの味! しかし・・・
まるでジャングルということは
明日の収穫、大変そうだな・・(苦笑)。

フランス収穫紀行2014 【4日目 AM】
【4日目午前。】 当主アンリが、決断をした。 『月曜日まで、収穫は休止する。』 明日はグルナッシュだけ収穫すべき、
いやいやルーサンヌだけは!
そんなみんなの意見をまとめて、朝まで
考えての決断、それは、一旦すべてを
止めるということ! ランチをアンリと一緒に食べながら、
その決断の心情を話してくれた。 『一晩すっごく考えたよ。
急に目が覚めて不安になったよ。
もし、土曜日に雨が降ったら?
もし、もし、日曜日暑すぎて腐って
しまったら?でも、もうこういう
ことは考えても出る話しじゃない。
【感じた】んだ。 たぶん、君たち日本人も同じだと
思うけど、地震や天災といった
自然に近いところで生きている人々は
時に【受け入れて】生きるしかないよね。
我々も広大なプロヴァンスの自然と
共に生きているからね。任せるしかない。
まぁ、大丈夫さ!ってね。』 一年の苦労がこの決断にかかっている。 でもアンリは、ニコニコしながら
ブドウ畑の見えるテラスでゆっくり
ランチを食べ、ワインを飲み、そして
シエスタに行った。(笑) 月

フランス収穫紀行2014 【4日目 PM】
【4日目午後。】 掃除。掃除。掃除。 収穫がないからと言ってもちろん
暇ではない。 発酵タンク内の果汁が順調にワイン
になりつつあるか、サンプル液を
タンクから抜いて一日に1〜2回計測。
温度管理。 ホースを使って、タンク内の液を下から
取って上からかける液循環作業。 そしてなにより掃除。 ドメーヌ・ミランで驚いたのは、みな
手が空くと常に掃除をしている。 巨大な発酵層や無数にあるホース、
バケツ、固まった澱や色素は化学洗剤
をほとんど使わず、水とゴシゴシ手の
力だけで落とす。部品一つ一つ外して、
細かいところまで。 女性スタッフが多く、すべてが巨大で
重い道具を使ったり、洗ったり、運ん
だりは本当に大変! すべて美味しいワインを造るため、
みんな、がんばってる♡ 貴重な体験をありがとう!
2014年産のミランを日本で飲めるのが楽しみ♡ 2泊の研修のお給料は、大好きなワイン4本
(しかも日本未輸入の!)でいただきました。(笑) さて、明日はいよいよ北上してボジョレー
ヌーヴォーの収穫へ!

フランス収穫紀行2014 【3日目 PM】
【3日目午後。】 突然、収穫中止。 なぜなら、午後に収穫するはずのグル
ナッシュ種がまだ完熟していないから。 急遽、みんなで手分けして各区画ごと
にサンプルブドウを採取に。畑を回り、
ブドウの房の上、下、真ん中から粒を
ランダムに取る。私もグルナッシュ、
ルーサンヌの採取をお手伝い。 グルナッシュ3区画
ムールヴェードル
メルロー2区画
ルーサンヌ
シュナンブラン
ヴェルメンティーノ それぞれ100粒くらいを袋に入れて潰し、
糖度計ではかる。そしてみんなで果汁を
試飲。 『こっちはフランボワーズの香り、
こっちは白胡椒の香りがするわ。
収穫はまずこっちが先!』
『いやいや待って、この酸があるまま
収穫して、こっちと混ぜて造るってどう?』 『それだと熟成はせいぜい4〜5年。
10年は持たない。』
『こっちはこれ以上熟しても個性が
出ないわよ。』 当主、醸造長、収穫リーダー、みんな
の白熱した議論がスゴイ! みんな、この瞬間に命をかけている。 白熱の現場を、写真に撮ってた私、
醸造長セバスチャンが、『マミも真

フランス収穫紀行2014 【3日目AM】
【3日目午前。】 いざ収穫! 朝7時。フランスの夜明けは遅いので、
まだ少し薄暗いうちから畑へ。 葉っぱにカタツムリがいたり、ブドウの
中にテントウムシがいたりのオーガニッ
ク畑。 今日はシラー種の畑2区画を収穫。
今年は雨の影響で1房のなかでも、
1粒1粒熟し方が違う。 『選果をしながら収穫してね!
干しブドウのように糖分が高いのは
残して、腐ってるのは取るのよ。』 と教えてもらったけど、
つまり粒ごとに選り分ける実際は
物凄く大変な作業! 1房切って、完熟と腐敗を見極めながら
粒を切り落とす。また1房、また1房
と・・・気の遠くなる作業。 『完熟と腐敗はどう見極めるの?』
が意外と難しく、においを嗅ぎながら、
そして食べてみたりしながら、切り落
としたり残したりする。 すべて手作業。
この作業は、出来が悪い年ほど大変に
なる。 でも、少しでも良いワインを造ろうと
生産者たちの情熱は2倍にも3倍にもなる。 もう軽々しく、『良い年、悪い年』
という言い方はできない。 5時間の収穫を終え、爪の中まで真っ黒。
あ

フランス収穫紀行2014 【2日目】
【2日目。】 もっと南へ。
大好きなプロヴァンスの自然派
生産者ドメーヌ・ミラン。 ここで2泊、ご家族とスタッフさんと
一緒に寝食を共にしながら収穫研修
をさせてもらいます♡ 夕方に到着した今日はもう収穫作業
は終わっていて、さっそくブドウが
醸造所に運ばれていた。 今年は実は、雨や雹害に悩まされた
年。当主であるアンリが、運ばれた
ブドウを慎重に味見。 『このシラーは赤には向かないな。
ロゼにしよう。あっちでプレス
して!』 息子のテオが、
『サンスフル(酸化防止剤無添加)
で作るのは今年は難しいかな?』 父アンリ、
『お前は何もわかってないな!
ロゼは2種類作って、一つはサンス
フルに出来るさ!』 醸造担当のセバスチャンが、搾りたての
果汁をアンリに持って来て、
『甘すぎないか?酸度はどう?』
と意見を求める。 すると、醸造担当の娘エマが
『今あっちはSO2がたくさん出てる
から注意して!』とみんなに叫ぶ。 造り手たちの熱気と真剣さが、物凄い。 今、リアルタイムにワインが造られる
現場に、私はいる♡2
